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2018/07/02

暑い夏に気をつけたい熱中症 〜 ペットにも配慮を

暑さの受け取りかたはそれぞれ

梅雨が明け、本格的な夏の到来で気をつけたいのが熱中症です。熱中症は、2010年には1,731人が亡くなっている、あなどることのできない病気です。

注意しなければいけないのは、熱の受け方には個人差が大きいということです。自分の感覚だけで行動していると、同行の人が大きなダメージを受けている可能性もあります。

晴れた日は、地面に近いほど、気温が高くなります。例えば、高齢者のなかでも車椅子の方はより地面に近く、熱を受けることになります。またベビーカーに乗っている幼児も同じです。

夏の暑さ 地面に近い犬には灼熱

同じく、地面に近いところにいる存在が、ペットです。汗腺が肉球付近しかない犬は、体温調節が苦手です。そのため、夏場になると熱中症で受診した犬の保険請求が増えるそうです。

なかでも、パグやブルドッグ、ペキニーズといった短頭種は熱中症になりやすい犬種と言われています。
この他に、体温調整能力の劣る老犬や子犬、持病を抱えている犬や肥満気味の犬も注意が必要です。
 ・散歩は暑い時間を避けて、早朝や夜に行う、散歩中も水分補給できるようにする
 ・旅行の際のケージも熱がこもりがち、エアコンを切った車の室内に放置するのも厳禁です

帰省や旅行での移動やドッグランへ連れ出す場合など、普段と違う行動をするときも注意深く見守るようにしましょう。

こんな症状の時は病院へ連絡

下記のような症状があらわれたときは、首や脇下などを冷やしつつ、動物病院に連絡しましょう。
 ・はげしい呼吸、ふるえや発作
 ・消化器症状(吐き気や下痢)
 ・舌の色がいつものピンク色でなく、赤色や紫色

暑い夏でも楽しい思い出をつくるには、まずそれぞれの違いを慮る想像力が必要なのかもしれません。


[参考情報]
環境省熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp
気温ではなく、湿度もあわせた暑さの指数(WGBT)情報を公開。
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